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ワールドカップ日本代表、ベスト8突破! [サッカー]

 FIFAワールドカップ2010において、日本代表チームは準々決勝を無難に突破、ベスト4での期待がかかる!?

 いや、選手の話ではない、審判団である。

 今大会、日本からは西村雄一主審、相楽亨副審が韓国の鄭解相副審と共にチームを組んで参加している。準々決勝ではオランダ対ブラジルを見事にさばいた。

 ワールドカップでは、レフェリーは主審専任と副審専任に分かれており、3人一組のチームとして参加している。大会前にFIFAによる「選考会」も行われており、上記の3人は「予選」を突破しての本大会参加なのである。

 このチームは、予選リーグでも大会初日の第2試合フランス対ウルグアイ、第2ラウンドのスペイン対ホンジュラス、予選リーグ突破のかかるパラグアイ対ニュージーランドを担当している。いずれも難しい試合だったと思う。開幕の興奮覚めやらぬ初日の前回準優勝国の試合(マッチNo.2)、スイスに思わぬ黒星を喫した優勝候補スペインの第2戦、そして両チームとも決勝トーナメント進出がかかった予選リーグ最終戦、である。 フランス対ウルグアイは開幕初日で世界が注目していたし、スペインは第2戦にして負けると後がない試合だったし、予選リーグ3戦目の重要性は言うまでもない。いずれも判断ミスの許されない試合ばかりだ(もっとも、判断ミスが許される試合なんてないが)。フランス対ウルグアイの試合をテレビで見たが、選手に話しかけながらジャッジする姿が印象的だった。また、笛を吹いた時点ではこれが反則か、と思ったプレーも、スロー再生を見るとそのジャッジの正しさには納得だった。試合も荒れることなく、見事な笛さばきであった。

 その西村主審の4試合目が、準々決勝のオランダ対ブラジルだったのである。勝ったオランダはもとより、負けたブラジル側の記者からもその公平なジャッジは高い評価を得たようだ(敗将ドゥンガ監督からは苦言も出たようだが)。これまでワールドカップで主審を務めた日本人は、1986年メキシコ、90年イタリアの高田静夫、98年フランスの岡田正義、2002年日韓、06年ドイツの上川徹の3人である。まだ主審・副審の専業性になる前の70年メキシコ大会では丸山義行が線審の旗を振っている。このうち、上川徹は、廣嶋禎数副審と共にドイツ大会の3位決定戦のレフェリーを務めている。

 これまでの評価からして、西村主審がベスト4以上の試合の笛を吹く栄誉に浴するかもしれないのである。

 はたして、日本人初の決勝のピッチはあるのか? 日本代表はベスト16で敗退したが、まだ、ワールドカップの楽しみは残っている!
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