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年越し蕎麦は蕎麦打ちで…… [雑感]

 年越し蕎麦を手作りしようと蕎麦打ちに挑戦した。見事に失敗した。
 ネットで調べたら、材料は蕎麦粉500g、小麦粉50g、水160cc、卵1個となっていたのだが、蕎麦粉が200gしかなかった。案分して水を65cc、小麦粉を40gとして作り始めた。しかし、どうも水が足りなくてよくなじまない。そこで、どんどん水を足していたら、べとべとになってしまい、こねようとすると手にくっついてどうにもならなくなった。水が多すぎたようだ。レシピどおりに根気よくこねてきちんと作るべきだった。
 にっちもさっちもいかなくなり、引き延ばして麺にするのはあきらめ、蕎麦がきに献立変更。どろどろの蕎麦を熱湯に放り込んで3分ほど煮込み、固まったところでだし醤油に漬けて食べてみた。ところが、これがなぜか苦くていけない。最初は蕎麦の香りはするのだが、最後のほうになると苦みが出てきてとても食べられたものではない。
 仕方なく、残った蕎麦は捨て、用意してあった市販の蕎麦で年越し蕎麦をいただいた。
タグ:蕎麦打ち
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二日酔い、1日中床の中 [雑感]

 昨日は会社の納会で3時から6時ごろまで飲み続け、その後、ちゃんぷるーで11時半まで。さすがに飲み過ぎか、今日は二日酔いで5時ごろまで布団の中。それにしてもアルコールに弱くなったものだ。寝ながらテレビで天皇杯準決勝、FC東京対鹿島アントラーズの試合を見た。

 PK戦に突入かと思われた延長後半ロスタイム終了間際、興梠に決められ、FC東京は1-2で敗退。来季J2なので、せめて天皇杯を取ってAFCチャンピオンズ・リーグには参加してほしかったが。平山が前半にはオーバーヘッドでの得点を決め、とても調子良かったのだが、後半開始早々のヘディングシュートをはずしたのが痛かった。GK正面だった。また、延長に入ってボランチの米本を退場で欠いたのが響いた。運動量が豊富だっただけに、米本抜きの10人ではきつかったろう。

 ともかくいよいよ今日から冬休み。その1日目を二日酔いでつぶしてしまった。たっぷり読書しようと、図書館から9冊も本を借りてきているのだが……。もっとも、冷静に考えれば、大掃除やら、年始の飲み会やらで、読書する時間はあまりないかもしれない。せめて二日酔いで1日を無駄にするのだけは避けたいものだ。
タグ:FC東京
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トマス・ピンチョン、苦痛です [本]

 トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(柴田元幸訳、新潮社、2010年6月)を読んでいる。「読んでいる」と現在形で書いたのは、逆説的ながらそろそろやめようかと思っているからだ。まだ上巻の400ページ付近なのだが……。

 この本、ハードカバーで上下巻あわせて1100ページに及ぶ大作だ。独立前のアメリカで、メリーランドとペンシルバニアとの間に境界線を引くために新大陸に渡ったイギリス人二人、天文学者のチャールズ・メイスンと測量士のジェレマイア・ディクソンの珍道中を、(たぶん)一緒に旅したチェリコーク牧師が甥っ子、姪っ子たちに語るというお話である。両者の名前は、南北戦争以前の自由州と奴隷州を区切る「メーソン=ディクソン線」として知られている、という(訳者あとがきより)。つまり、実在の人物を主人公にした、虚実ないまぜの時代小説とも呼ぶべきものである。

 ただし、決して伝記でも実話でもない。しゃべる犬が登場したりして幻想的だったり、好色なティーンエージャーのオランダ人3姉妹が出てきてエロティックだったり、西洋古典の博識にひねりを入れた表現で笑いを誘ったり、ソフィスティケートされた内容が、教養ある西洋人には面白いのだろう。私には、その鼻もちならない西洋的な饒舌と皮肉たっぷりの表現にちょっとうんざりである。

 同じく上下2巻の長編小説でも『ダ・ヴィンチ・コード』は1週間で読んでしまったが、これはお手上げだ。はっきり言えば、面白くない、のである。

 つい先日にはレイ・ブラッドベリの『華氏451度』を読んだばかりであるが、こちらも感動という心地とは程遠い気分で読み終えた。書籍を燃やすファイアマン(消防士ではない!)という職種、近未来社会の示唆としては面白いね、ネットがはやってますます僕らはまとまった思考ができなくなったし、それに、それを紙が燃え始める温度をタイトルにするとは洒落ているね、なるほどなるほど……。こんな具合で内容に対して知的分析はを行うことはできるが、描写や文章表現を味わったり、物語に感情移入していく、ということはできなかった。

 小説はもういい。

 作りごとの世界に浸れなくなったのである。最近、よく読むのは、評論(文芸評論ではない)や、ポピュラーサイエンスや、歴史といった分野の本ばかりである。自分の頭脳がますます散文化しているのだろうと思う。
 もし小説を読むとしたら、歴史小説かな?

多摩川古墳めぐり [散歩]

 昨日行こうとして渋谷で挫折した多摩川の古墳めぐりに家族で出掛ける。昨日は家を出るのが遅かったので、今日は11過ぎに出る。

 渋谷の東横のれん街でお好みで弁当を買い、まず、東横線多摩川駅に隣接したせせらぎ公園で昼食、園内散歩。それほど水量は多くない湧水が二つと、人工の滝、鯉の泳ぐ池、そして金網に囲まれた多目的広場三つがあった。

 古墳は、多摩川台公園内にある。一番大きな亀甲山(かめのこやま)古墳は、全長107m、国史跡に指定され、まだ発掘がされていないという。宮崎市の生目古墳群のように整備されているのかと思っていたが、金網で囲まれてはいるものの雑木林のまま。宝莱山古墳も100m近くあるが、後円部の一部が削られて宅地になっていた。こちらは都指定の史跡で、全体を柵で囲って夕方になると扉を閉めるようになっていた。ただし、古墳に登れるようになっている。四獣鏡や槍などが出土している。両古墳とも、都内最大級。その他に直径20m規模の円墳が8基ある。このうちの2基は、もともとひとつの前方後円墳だったという。無料の展示室も覗いて、『大田区古墳ガイドブック』200円を買った。
亀甲山古墳.JPG
宝莱山古墳.JPG



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